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尾行は犯罪?


探偵という職業をする為には法人でも個人でも国家公安委員会に探偵業の届出をしなければなりません。

特に国家資格はありませんがそれなりの審査があり、この審査に適合しなければ届出をしても認可されることなく、探偵にはなれません。

探偵という届出をしていない一般人が第三者を尾行したら「つきまとい行為」としてストーカー規制法に抵触してしまいます。

探偵でも尾行する際には張り込みをして対象者を待ち続けます。

この張り込みも一般の人が行えば「まちぶせ行為」となってやはり迷惑行為として処罰の対象となってしまいます。

しかも身内である配偶者や恋人に対して尾行や張り込みをしてしまうとストーカー規制法に抵触する可能性もあるのです。

何を大袈裟に馬鹿な事を言っているのだと思いになる人もいるかもしれません。例えば自分の妻が浮気をしている可能性があると思い、探偵の真似事をして尾行したとします。

尾行した結果、妻に尾行がばれてしまったとなると妻はどう思うでしょうか?愛情が残っている夫婦関係であれば「焼き餅焼きなんだから」程度と笑って済む問題かもしれません。

しかし、浮気を疑っているとなると冷めた関係となっているかもしれません。いや、実際に浮気をしている場合もあります。

そうなるとこの尾行を「つけまわし行為」として離婚の理由とする人も出てくるのです。確かに貴方自身も自分の事と思って考えてみて下さい。

もし貴方が浮気もしていないのに配偶者から疑われ、会社で待ち伏せされ、つけまわされたとしたらどう感じますか?嬉しいと感じる人もいるかも知りませんが殆どは気味が悪いと思うのではないでしょうか?

まして普段もつけ回されているのではという疑惑も出てきます。そうなると何事につけ、信用も出来ないしこれからの家庭生活も続けていくことはどうなのかと考えてしまいませんか。

しかもこの行為自体、違法性が問われる行為なのですから。別の例としても夫の暴力によって家を出た妻がいたとします。

戸籍上では夫婦関係のままです。しかし、暴力から避難したために家を出たのですが勤務先などで張り込み、つけ回し、現在の居住先を突き止めようとしていたら完全にストーカー行為となります。夫婦だから許されるというものではないのです。

また浮気に関し運良く尾行が悟られずに浮気相手と接触したところを確認できたとします。しかし、異性と接触したからといってそれだけでは浮気にならないのです。

それこそ2人でラブホテルに入るところを見たとしても写真や動画が無ければ証拠にはなりません。しかもラブホテルにて何時間過ごしていたかが問題に成るのです。

貴方がラブホテルに入るのを見たと言い張っても写真や動画がなければ「戯言」にしかなりません。この件ではラブホテルに入ったと想定していますが浮気相手の自宅だったらこうはいきません。

浮気という不貞行為となかなか認定されないからです。

探偵に依頼する意味がお解りかと思います。探偵は依頼を受ければ尾行、張り込みをしても法律に抵触することはありません。そしてさまざまな場面での行動を写真や動画を撮影していくのです。

その積み重ねが「確たる証拠」として採用されるのです。尚、探偵でも依頼もなく、個人的に尾行、張り込みをすれば当然、法律に抵触してしまいます。

探偵が実施する尾行、張り込みなどの追跡、行動を監視する素行調査は各都道府県の公安委員会に届出をしている探偵だからこそ出来る行為なのです。まして一般の人が探偵を真似て実施しても簡単でない作業であることはすぐに判るはずです。

もし配偶者や恋人に浮気の疑惑が生じ、行動を監視してみようと思ったなら、自分で探偵の真似事をするのは絶対に回避して下さい。まず証拠を押さえるまでに相手に察知されてしまいますし十分な証拠も押さえられません。

結果的には相手に離婚の口実を与えてしまったり、逆に慰謝料を請求される場合もあります。こういった状況をもたらされない為にも浮気の疑惑が生じたら尾行のプロである探偵に依頼するしかないのです。

 

 

 

 

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